この記事では、映画「ペネロピ」のあらすじとあわせて、配信情報やキャスト・主題歌を、私の感想も含めてまとめています。
2008年に日本でも公開された「ペネロピ」は、魔女の呪いによって少し不思議な姿で生まれた女の子が、幸せを掴むまでを描いた心温まる恋の物語です。
かわいい雰囲気やファンタジー作品が好きな人なら、きっと好きになる一本だと思います。
ペネロピ 映画はどんなあらすじ?(ネタバレなし)
物語は、主人公ペネロピが誕生するところから始まります。
名家出身の裕福な両親のもとに生まれた女の子、ペネロピ。
子どもの誕生を待ちわびていた彼らでしたが、生まれたばかりのわが子を見た母親ジェシカは絶叫します。
その子は、なんと豚と同じ耳と鼻を持っていたのです。
代々続くイギリスの名門、ウィルハーン家には、昔から言い伝えがあり、“呪われたウィルハーン家”とも呼ばれていました。
かつて先祖が魔女の怒りを買い、復讐として一族にかけられた呪いによって、豚の鼻と耳をもって生まれた娘――それがペネロピでした。
豚の呪いを解く方法とは?
その呪いを解く方法はただ一つ。
ペネロピと同じ、名家の血を引く“仲間”が彼女に永遠の愛を誓うこと。
世間の好奇の目から娘を守ろうと必死なジェシカは、ペネロピを死んだことにして屋敷に閉じ込めます。
外の世界を知らないまま育てられたペネロピは、花嫁修業も完璧な年頃の女性へと成長。
彼女は呪いを解くため、集められた名家の子息たちとのお見合いを繰り返す日々を送っていました。
けれど、お見合い相手たちは、ペネロピの顔を見た途端、逃げ出してしまいます。
逃げ出した彼らを、いつもは執事が追いかけて口止めしていましたが、その日は見合い相手の一人、エドワードを捕まえることに失敗します。
エドワードは警察署に駆け込み、化け物を見たと訴えますが本気で相手にされません。
そんな彼の訴えに興味を持ったのが、新聞社の記者レモン。
かつて、生まれたばかりのペネロピの写真を撮ろうとウィルハーン家に忍び込み、娘を守ろうとしたジェシカに攻撃され、その際に片目を失った過去を持つ記者でした。
エドワードとレモンが結託して立てた計画
彼はエドワードから話を聞き、再びペネロピの姿をスクープするため、落ちぶれた名家の子息“マックス”を探し出し、見合い相手として屋敷へ送り込むことにしました。
マックスにカメラ付きジャケットを着せ、ペネロピのもとへ送り出します。
他の子息たちが彼女の顔を見て逃げ出す中、上着に仕込まれたカメラに気を取られていたマックスだけは、その場に残っていました。
マジックミラー越しに交流を重ね、少しずつ距離を縮めていく二人。
愛を誓ってくれる相手は見つからないと諦めていたペネロピでしたが、飾らない彼の姿に、少しずつ心を惹かれていきました。
しかし、そっと姿を現したペネロピを思わずカメラで撮ってしまい慌てたマックスは、本心とは裏腹に、彼女を傷つけてしまいます。
彼女を利用しようとしていたことを後悔したマックスは、カメラを壊し、彼女をそっとしておいてほしいとレモンに告げます。
そしてペネロピは、勇気を出して彼にプロポーズしますが、まるで千回分の失恋を味わったかのような悲しみに、涙を流します。
マックスにはプロポーズを受け入れられない理由があったのです。
そしてその夜、ついにペネロピは屋敷を飛び出し…⁉
という展開から、彼女の人生が大きく動き出します。
果たして、ペネロピは呪いを解くことができるのか。
マックスがプロポーズを断った本当の理由とは。そして彼の正体は――。
二人の運命はどこへ向かうのか、気になる展開が続く中で、新たな登場人物も現れて、ペネロピの世界が大きく変化していきます。
本作は、ちょっと切ないシーンもあるラブストーリーですが、ファンタジーな設定が面白く、コメディタッチで明るく描かれていて、重たさを感じさせない作品です。
甘すぎるラブストーリーやロマンス作品が苦手…という方にもおすすめしたい一作です。
ペネロピの映画 配信情報|どこで観られる?DVD販売情報もチェック
「ペネロピ」の配信情報について調べてみました。
残念ながら、現在は動画配信サービスでの取り扱いは確認できませんでした。
視聴するには、DVDの宅配レンタルを利用する形になります。
現在はTSUTAYA DISCASで取り扱いがあります。
DVD宅配レンタルを利用したい方は【TSUTAYA DISCAS公式サイト】をチェックしてみてください。
※在庫状況やサービス内容は変更になる場合があります。最新情報は公式サイトをご確認ください。
また、本作はDVDの購入も可能です。
手元に置いてじっくり楽しみたい方や、繰り返し観たい方は、購入を検討してみてはいかがでしょうか。
下記の各オンラインショップでも取り扱いがあります。
※現在は新品の流通が少なく、主に中古品が中心となっているようです。
▶Amazon
▶楽天市場
▶Yahoo!ショッピング
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※価格や在庫状況は変更になる場合があります。最新情報は各ショップをご確認ください。
ペネロピ 映画キャストは?登場人物とあわせて紹介
本作の主人公、ペネロピを演じているのは、アメリカの女優クリスティーナ・リッチです。
映画「アダムス・ファミリー」シリーズのウェンズデー役で広く知られていますよね。
私の好きな女優さんの一人で、この映画を観たきっかけも彼女の作品だったからなんです。
豚の鼻と耳を持つ女性という一風変わった役柄も、かわいらしい雰囲気で魅力的に演じています。
そんな主人公ペネロピを取り巻く人物たちも、魅力的なキャラクターばかりです。
物語を彩る登場人物たちはこちら↓
・マックス・カンピオン(ペネロピの恋の相手):ジェームズ・マカヴォイ
・ジェシカ・ウィルハーン(ペネロピの母親):キャサリン・オハラ
・フランクリン・ウィルハーン(ペネロピの父親):リチャード・E・グラント
・レモン(ペネロピの秘密を追う記者):ピーター・ディンクレイジ
・エドワード(見合い相手の名家子息):サイモン・ウッズ
・アニー(ペネロピの友人):リース・ウィザースプーン
・ワンダ(雇われた結婚相談所スタッフ):ロニ・アンコーナ
・ジェイク(ウィルハーン家の執事):マイケル・フィースト
好きな登場キャラクターについて
登場人物の中でも、私が特に好きなキャラクターは、ペネロピの母親・ジェシカと、恋の相手マックスです。
ジェシカ役を演じたキャサリン・オハラは、映画「ホーム・アローン」の母親役で知られていた女優さんですが、私は彼女が演じるペネロピの母親役が一番好きですね。
愛情深く優しい母親ですが、娘を想う気持ちから時々暴走してしまう、少し強烈なママ役が個人的に面白かったです。
またマックス役を好演しているジェームズ・マカヴォイは、目が印象的でとても素敵な俳優だと感じました。
ペネロピの存在を確かめるためマジックミラーを覗く場面での、彼の綺麗な目とまなざしが好きで、私の印象に残るシーンの一つでもあります。
印象に残るシーンでいえば、彼が仕事中にピアノを弾く場面と、木の上で一人佇む場面。
木の上で一人佇む彼は、なんだか実写版スナフキンみたいだな、と思ったのは私だけでしょうか。
孤独で影のある雰囲気が、個人的にはとても好みでした。
本作は物語の面白さだけでなく、登場人物たちも印象的で、キャスト一人ひとりの演技が物語をユーモアで彩っています。
俳優陣の表情や演技にも、ぜひ注目しながら観てほしい作品です。
ペネロピ 映画の主題歌は?物語を彩る美しい音楽
結論から言うと、本作には日本映画のような明確な主題歌はありません。
ハリウッド映画では、日本のように“主題歌”を明確に打ち出すことは少なく、複数の音楽で物語全体を彩っています。
本作でも、素敵な楽曲がシーンに合わせて印象的に使われています。
「ペネロピ」のエンドロールにクレジットされている楽曲を、以下にまとめてみました。
・Walking in Paris 1S1(Nigel Jenkins)
・You Are My Sunshine(Davis / Mitchell)
・Theme for Kinvara 3S7(Nigel Jenkins)
・Relax(The Collectiv)
・Give In(The Secret 6)
・Redemption(Luther Russell)
・Inner Peace 3S6(Nigel Jenkins)
・When You Rise(Mappari)
・High Treble(James Greenspun)
・Hoppípolla(Sigur Rós)
・Your Disguise(James Greenspun)
個人的に印象に残ったのは、ラストシーンで流れる「Hoppípolla」ですね。
もし本作に、私なりの主題歌を挙げるとするなら、この一曲かもしれません。
音楽の美しさも、この映画の好きなところの一つです。
観る人によって印象に残るシーンが異なるように、心に響く楽曲もまたそれぞれ違うのではないでしょうか。
この曲は「ペネロピ」のサウンドトラックにも収録されています。
物語の余韻とともに、音楽でもぜひ映画の世界を楽しんでみてください。
ペネロピの映画の魅力|どんな人におすすめ?
この映画の魅力はたくさんありますが、私がとくに惹かれたのは、主人公ペネロピをはじめとする登場人物たちですね。
ヒーローに幸せにしてもらうヒロインではなく、自ら幸せを掴もうとする強さと明るさを持つペネロピはとても素敵で、彼女があるセリフを叫ぶシーンには胸を打たれました。
ネタバレになるので言えませんが、この映画で一番好きなセリフです。
彼女を取り巻く人たちも個性的でありながら、あたたかい人が多く、悪人が登場しない優しい世界観も、この作品の魅力の一つだと思っています。
また、ペネロピのファッションがかわいくて、部屋のインテリアも幻想的で素敵なので、目を惹かれるシーンが多く、美術や衣装も見どころです。
個人的にクラシカルでフェミニンなファンションが好きなので、ペネロピの品があるかわいいファンションにときめきました。
本当に魅力の多い作品で、全ては語り尽くせませんが、まだ観たことないよという方には一度観ていただきたいですね。
好みの違いもあるので人によって評価は分かれると思いますが、この映画はとくに、若い人や女性、自信をなくしている人におすすめしたいです。
自分を愛することの大切さを教えてくれる、前向きなメッセージが込められた作品だからです。
そっと心に残るあたたかな物語なので、元気を出したいときにぜひ観ていただきたいです。
きっと前向きな気持ちになれるはずです。

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