ジョニー・デップ(Johnny Depp)は演技派俳優として知られていますが、若い頃からイケメン俳優としても多くの映画ファンを魅了してきました。
とくに20代〜30代の頃に出演した映画では、美青年ぶりが際立つ作品も多くあります。
今回は、そんな彼の若い頃の魅力が光る映画を、私の好みで選んだ個人的ランキング形式でおすすめの9作品を紹介します。
ジョニー・デップ若い頃のイケメン映画ランキング9選
完全な私好みによる個人的ランキングがこちら!
1位:スリーピー・ホロウ(Sleepy Hollow/1999年)
2位:フロム・ヘル(From Hell/2001年)
3位:ギルバート・グレイプ(What’s Eating Gilbert Grape/1993年)
4位:妹の恋人(Benny & Joon/1993年)
5位:アリゾナ・ドリーム(Arizona Dream/1993年)
6位:耳に残るは君の歌声(The Man Who Cried/2000年)
7位:ドンファン(Don Juan DeMarco/1995年)
8位:ノイズ(The Astronaut’s Wife/1999年)
9位:ショコラ(Chocolat/2000年)
※映画の内容や評価は完全無視したランキング結果です。
それでは、それぞれの作品について9位から紹介していきます。
9位 ショコラ
公開:2000年/主演:ジュリエット・ビノシュ
イギリスの作家ジョアン・ハリスの同名小説を原作としたロマンス映画。
世界中で高い評価を受け、数々の映画賞にノミネートされた、チョコレートが物語の鍵を握るヒューマンドラマの名作。
物語の舞台は、厳格なカトリックの価値観が根付くフランスの小さな村。
閉鎖的で静かなその村に、ジュリエット・ビノシュ演じる主人公ヴィアンヌが幼い娘とともにやってきて、古びた店でチョコレートショップを開きます。
彼女は、客一人ひとりの心に寄り添いながら、その人にぴったりのチョコレートを勧める。
ヴィアンヌの作るチョコレートとその存在は、やがて少しずつ村人たちの心に変化をもたらしていきます。
しかし、そんな彼女の存在をよく思わない村長は、追い出そうと動き出します。
そんな中、村に流れ着いた一人の男の登場によって、さらに新たな波紋が広がっていきます――。
デップが演じるのは、ルーという流れ者の男。主人公と心を通わせていく存在です。
本作の彼は、髭をたくわえ、長髪を後ろで束ねたオールバックのワイルドなヴィジュアル。
当時37歳ということもあってか、俳優としても一人の男性としても色気がぐっと増していて、とにかく渋かっこいい。
ギターを弾くラフな姿は、もしかするとプライベートの彼に近い姿なのかも――なんて勝手に想像しちゃいました。
8位 ノイズ
公開:1999年/主演:ジョニー・デップ、シャーリーズ・セロン
当時の彼の出演作の中では、やや珍しいSFサスペンス作品。
宇宙飛行士のスペンサーは、同僚のアレックスと宇宙空間での任務中、原因不明の事故に遭い通信が途絶えるも、二人とも無事に帰還する。
しかし、帰還後に同僚のアレックス夫妻が立て続けに亡くなります。
そして夫であるスペンサーの様子がおかしいと、妻のジリアンは次第に違和感を抱き始めます。
事故について一切語らない夫、まるで“別人”のような違和感、夫は本当に“以前と同じ”なのか――。
よく知っているはずの大切な相手が、少しずつ得体の知れない存在に見えてくる怖さ。
幸せなはずの日常がじわじわ崩れていくような不安の中で、やがて想像もしていなかった真実に近づいていきます。
夫のスペンサー役を演じているデップは、本作ではすっきりとした短髪にかなり明るめの髪色という外見。
端正な顔立ちもあって短髪もよく似合っていますが、彼の出演作の中では比較的珍しいスタイルで、当時は新鮮に感じましたね。
7位 ドンファン
公開:1995年/主演:ジョニー・デップ、マーロン・ブランド
名優マーロン・ブランドと共演、オスカーにもノミネートされたラブロマンス作品。
自らを伝説の恋愛家“ドン・ファン”だと名乗る青年が、ニューヨークのビルから飛び降りようとしたところを、精神科医ジャックに止められる。
青年はジャックのもとで治療を受けることになりますが、診察の中で語られるのは、数々の恋と情熱に満ちた華やかな人生。
最初は妄想だと考えていたジャックも、次第に彼の語る半生に引き込まれ、やがて長年連れ添った妻との関係を見つめ直すようになります。
果たして彼は本当に妄想に囚われた青年なのか、それとも――。
現実と幻想の境界が揺らぐ中で、“愛とは何か”を問いかけるロマンティックな物語。
当時32歳の彼、30代に入って大人の色気が増しはじめた時期ですね。
本作のデップはのかっこよさは、他作品とはまた違う―少し特別な領域にあるような気がする。
長髪に髭という一見ワイルドな風貌ながら、ギラついた色気ではなく、どこか儚さや危うさを感じさせる、柔らかな色気が魅力的だと思います。
単なるプレイボーイではなく、“自分をドン・ファンだと信じている青年”だからこそ、ただのイケメンにとどまらない、幻想的な美しさを帯びたかっこよさがあります。
6位 妹の恋人
公開:1993年/主演:ジョニー・デップ
初期のジョニー・デップを語るうえで外せない一本で、『シザーハンズ』と並びゴールデングローブ賞主演男優賞にノミネートされた隠れた名作。
両親を亡くして以来、心の病を抱える妹ジューンと二人で暮らしてきた兄ベニー。
彼は自動車整備工として働きながら、妹を守ることだけを生きがいに日々を送っていました。
そんなある日、ひょんなことからサムという風変わりな青年が二人のもとにやってきます。
読み書きはできないものの、映画を愛し、パントマイムを得意とするサムは、無垢でどこか不思議な魅力を持っていいました。
やがてサムの存在は、閉ざされていたジューンの心を少しずつ開いていき、二人は惹かれ合っていくのですが、妹を守ることに縛られてきたベニーは、その関係を素直に受け入れることができず――。
不器用な人たちが紡ぐ、心温まるヒューマン・ラブストーリー。
初期の作品でデップ本人も若く見えるため、一見20代の青年のようですが、当時すでに30歳だったんですね。
本作でサムを演じた彼は、飾らないナチュラルな見た目と、無垢な少年のような表情や笑顔が魅力的。
ラフで無造作なヘアスタイルや服装も、彼本来の美しさをより引き立てていると思います。
5位 アリゾナ・ドリーム
公開:1993年/主演:ジョニー・デップ
どこか不思議な空気の中、若者の揺れる心と“夢”を描いた、ユーモアと狂気が入り混じるファンタジー・ドラマ。
ニューヨークでどこか現実感のない日々を送っていた青年アクセルは、叔父の結婚式のためアリゾナを訪れる。
そのまま叔父の仕事を手伝うことになった彼は、やがて夫を射殺した過去を持つ未亡人エレインと、自殺願望を抱える義娘グレースと出会い、彼女たちの家に身を寄せるようになる。
空を飛ぶことを夢見るエレインと、その娘グレースとの奇妙な関係の中で、アクセルもまた現実と夢の境界を見失っていく。
それぞれが抱える孤独と願いは、やがて少しずつ歪み始め、彼らは静かに破滅へと引き寄せられていく――。
本作でアクセル役の彼は、ナチュラルな雰囲気と端正な顔立ちに、ラフな服装と短めのミディアムヘアがよく似合っていて、その気負いのないかっこよさが魅力的だと思います。
まだ大人になりきれない若い青年役ということもあって、どこか可愛らしさを感じるデップが印象的な作品です。
綺麗なデップが好きな人には、刺さる一作ではないかと思います。
4位 耳に残るは君の歌声
公開:2000年/主演:クリスティーナ・リッチ
一人の少女の波乱万丈な人生を描いたロマン大河物語。
舞台は1927年のロシア。
ユダヤ人の少女フィゲレは、アメリカへ渡った父と生き別れ、戦火の中ひとりイギリスへと辿り着きます。
スージーと名を変えられ、孤独の中で彼女を支えたのは、父との記憶に結びついた“歌”でした。
やがて成長した彼女は、父を探すためパリへ。
コーラスガールとして生きる中で、自由に生きる女性ローラと出会い、そしてジプシーの青年チェーザーと恋に落ちる。
しかし、時代は戦争へと傾き、愛も運命も引き裂かれていく――。
本作はクリスティーナ・リッチと3度目の共演を果たした作品。
デップはリッチ演じるフィゲレと恋に落ちるロマ民族の青年チェーザーを好演しています。
寡黙ながらも優しさを滲ませる役柄も、白馬に乗る姿も、無造作な長髪も、まなざしも――すべてがかっこよく、美しい。
やはり30代後半の彼の魅力は最強です。
3位 ギルバート・グレイプ
公開:1993年/主演:ジョニー・デップ
家族と向き合う青年の葛藤や家族の絆を描いた、静かな名作。
舞台はアイオワ州の小さな町エンドーラ。
24歳の青年ギルバートは、知的障害を持つ弟アーニーと、夫の死をきっかけに家に閉じこもり続ける母、そして姉妹たちを支えながら暮らしていた。
家族の世話に追われ、自分の人生を後回しにする日々に、どこか息苦しさを感じていたギルバートですが、そんなある日、トレーラーハウスで旅をする少女ベッキーと出会います。
自由に生きる彼女との時間は、閉じていた彼の心を少しずつ変えていき、自分自身の人生と向き合うきっかけとなっていく。
やがて訪れる大きな出来事を通して、ギルバートは家族との絆と、自分のこれからの生き方を見つめ直していく――。
一人で家族を支える青年ギルバートを演じるデップは、派手なかっこよさではないけれど、普通にかっこいいお兄さん。
家族思いで優しくてイケメンで、私なら自慢したくなるタイプですね。
決め込んだりしなくても華のある人だからこそ、この映画のようなラフな格好に無造作なヘアスタイルがいちばんしっくりくるような。
そんな何気ない彼のかっこよさが、この作品で際立っていると思います。
2位 フロム・ヘル
公開:2001年/主演:ジョニー・デップ
実在した連続殺人鬼「切り裂きジャック」の事件を題材にした、アラン・ムーアの原作を映画化。
19世紀末のロンドンが舞台。
貧困と犯罪が渦巻くホワイトチャペル地区で、娼婦ばかりを狙った連続猟奇殺人事件が発生。
事件を担当することになったのは、幻覚を見る能力を持つ捜査官アバーライン。
彼はアヘンによる幻視を手がかりに、常人には見えない形で事件の真相へと迫っていく。
やがて被害者の仲間である娼婦メアリーと関わる中で、事件の背後に潜む巨大な陰謀の存在が浮かび上がってきます。
“切り裂きジャック”として恐れられる犯人の正体とは何なのか――。
実在の未解決事件をもとに、闇に包まれたロンドンで繰り広げられるダークなサスペンス・スリラー。
本作でデップが演じるのは、事件を捜査するアバーライン警部補。
個人的に、ゴシックな時代ものが似合う俳優だと思っているのですが、本作でも退廃と知性が混じった大人の色気がにじみ出ていて、彼の作品の中でもとくにかっこよさが際立っていると思います。
映画『フロム・ヘル』の詳細はこちら↗
1位 スリーピー・ホロウ
公開:1999年/主演:ジョニー・デップ
アメリカ・ニューヨーク郊外で昔から語り継がれてきた伝説「スリーピーホロウ」を題材にしたゴシックホラー作品。
舞台は、18世紀末のアメリカ・ニューヨーク郊外にある寒村「スリーピーホロウ」
この村で、首が切り落とされ行方不明になる猟奇的な連続殺人事件が発生。
事件の捜査に派遣されたのは、科学捜査を重んじる風変わりなニューヨーク市警のイカボット・クレーン。
村人たちは、この事件はかつて森で斬首されたドイツ兵の亡霊、首なし騎士の仕業だと信じて疑わいません。
最初は亡霊を信じなかったイカボットも、黒馬に跨った首なし騎士の姿を目にし、過去のトラウマが呼び起こされ恐怖に苛まれる。
しかし、首なし騎士に父親を殺された少年や、有力者の娘カトリーナの協力を得ながら捜査を続け、怪奇事件の裏に隠された真相に迫っていく――。
幻想的でゴシックな世界観の中、亡霊の恐怖と謎、そしてイカボットとカトリーナのロマンスが絡み合う物語。
私的ジョニー・デップのイケメン映画ランキング第1位はやっぱりこの作品!
この映画のデップが1位の理由は、単純にイカボット役を演じている彼のヴィジュアルが完全に私好みだからです。
ブラックスタイルのゴシックな衣装に、黒髪、色白で少し不健康そうな肌、端整なルックス、そして人間味あふれるキャラクター設定――そのすべてが好きですね。
キャラクターとビジュアルの相性も抜群で、ヘンテコなメガネ器具を装着してるちょっとコミカルな姿も面白く、魅力がより立体的に感じられます。
もちろん、人によってお気に入りの作品は変わると思いますが、私は迷わずここに一票です!
映画『スリーピー・ホロウ』の詳細はこちら↗
ジョニー・デップ若い頃のイケメン映画|ランキング外でも外せないおすすめ作品
キャリアの長いジョニー・デップは、これまで数多くの作品に出演しています。
ランキングには入らなかったものの、面白い作品はまだまだたくさんあります。
私自身、どれも印象に残っているものばかりで、「これも推したい…!」と思った作品をご紹介します。
①フェイク(1997)
マフィア一家に潜入したFBI捜査官の実話を基にしたクライムドラマで、ジョニー・デップ主演の名作。
ジョニー・デップ演じるFBI捜査官の主人公は、“ドニー・ブラスコ”という偽名でマフィアに潜入します。
任務のはずが、アル・パチーノ演じるマフィアの一員との間に、次第に本物の友情のような感情が芽生えていきます。
捜査官としての立場と、マフィアの一員としての生活の狭間で揺れる主人公の葛藤と、実在した潜入捜査の内情が描かれた、少し切ない人間ドラマ。
当時30代前半だったジョニー・デップは、落ち着いた大人の色気が出始めた時期で、若いのにどこか渋くて大人っぽい雰囲気が魅力的です。
オールバックのスタイルもよく似合っていて、本作でもハンサムっぷりを堪能できます。
私がこの作品を初めて観たのは中学生の頃。何も知らずに観て、観終わったあとに実話だと知り、感動がさらに大きくなったのをよく覚えています。
個人的には、同じく捜査官役を演じたランキング上位の作品とあわせて観てほしいなと思います。
ジョニー・デップは若い頃も今もイケメンでかっこいい|俳優としての魅力
今回ご紹介した作品を通して、私が改めて思ったのは、ジョニー・デップという俳優の魅力は単なるルックスだけではなく、役柄ごとに見せる個性や人間味、さらに魅力的に演じ分ける表現力の素晴らしさですね。
派手さや決め込みではなく、ラフで自然体でありながら、しっかり画面に存在感を放つ。
少年のような無垢さから大人の色気まで、作品ごとに違った顔を見せてくれるからこそ、何度でも惹かれてしまいます。
昔から“カメレオン俳優”と呼ばれてきたジョニー・デップですが、今回のランキング作品を見比べてみても、その呼び名に納得してしまいます。
私にとって彼は、なぜか一度では終わらず、何度も観たくなる俳優なんですよね。
一度目はストーリーや世界観を楽しんで、二度目以降は仕草や表情、セリフの言い回しなど、細かい演技につい目がいってしまいます。
今回のランキングは、若かりしイケメン青年時代のジョニー・デップ作品ランキングで、あくまでルックス重視で絞った結果となりましたが、映画を観る際はぜひ彼の表情や仕草など、演技にも注目して観てみてほしいなと思います。
これからも、彼の演じるさまざまなキャラクターに目が離せません。
どの作品が一番好きかは人それぞれなので、自分ならではの“推しジョニー”を見つけてみてくださいね。
ここまで、読んでいただきありがとうございました。

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