ブレンダン・フレイザーは若い頃より太った?何があった、復活の理由

ブレンダンフレイザーの若い頃と復活イメージ画像 俳優

ブレンダン・フレイザーの若い頃といえば、やはり『ハムナプトラ』シリーズで演じたオコーネル役の、少しワイルドでかっこいい姿を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
私もその印象が強く残っています。

一方で近年メディアで見かけたブレンダン・フレイザーは、以前より太ったように見え、若い頃と大きく印象が変わっていました。
そういえば、私はここしばらく彼の出演作を観ていなかったことにも気づき、「その間に何があったのだろう?」と気になりました。

この記事では、彼の若い頃の魅力や体型変化の理由、しばらく見かけなかった背景や復活までの歩み、さらにおすすめ映画5選をご紹介します。

ブレンダン・フレイザーの若い頃|昔はどんな俳優だった?

ブレンダン・フレイザーはアメリカ出身ですが、親の仕事の関係でカナダやヨーロッパなど複数の国で暮らした経験があり、国際的な環境で育ったそうです。
学生時代に演劇を学び、1991年(当時22歳)にリバー・フェニックス主演の隠れ名作『Dogfight』で映画デビュー。

デビュー作品は、名優リバー・フェニックスの主演作だったのですね。
わずか2年後に彼は亡くなっているため、共演作でデビューできたことは、とても貴重で幸運な機会だったのではないでしょうか。

その後、1990年代から2000年代前半にかけては、コメディ作品や恋愛作品、アクション、冒険作品など幅広いジャンルの映画に出演し、ハリウッドを代表する人気俳優のひとりとして活躍しました。
日本でも人気の高い海外俳優のひとりですよね。
私も子どもの頃から好きな俳優のひとりなので、俳優としての彼が再び注目されているのは嬉しいかぎりです。

若い頃は“親しみやすいイケメン”として人気

若い頃のブレンダン・フレイザーは、いわゆるクール系スターというより、明るく誠実そうな雰囲気が魅力の俳優でした。
高身長でスタイルも良く、笑うと優しい印象になることから、男女問わず好感度が高かった存在です。
また派手すぎないのに主演も張れる華があり、「かっこいい」「感じがいい」と支持されていました。
笑顔の明るさやユーモアのある雰囲気も、人気の理由だったといわれています。

彼の若い頃は、爽やかさと男らしさをあわせ持つルックスで、私は整った美形というより、親しみやすさのあるハンサムタイプという印象を持っていました。
私は、二枚目も三枚目もどちらも似合う素敵な俳優だと思います。

日本でも大ヒットした『ハムナプトラ』シリーズで人気が急上昇

若い頃の代表作として外せないのが、1999年公開の大ヒット冒険ファンタジー『ハムナプトラ/失われた砂漠の都』(原題The Mummy)から始まる『ハムナプトラ』シリーズです。
彼が演じたリック・オコーネル役は、強くてかっこいい、勇敢で頼れる主人公でした。

アクションをこなしながらコミカルな演技もできる、ブレンダン・フレイザーの魅力が詰まった作品で、このシリーズによって世界的な人気を獲得しました。
今でも「ブレンダン・フレイザーといえばハムナプトラ」と思い浮かべる人は多いのはないでしょうか。

コメディもシリアスもこなせる実力派俳優

ブレンダン・フレイザーのブレイク作『ジャングル・ジョージ』(1997年)では、約190cmの高身長に引き締まった肉体美、スタイルの良さなど、イケメンな彼の魅力を存分に楽しめます。
しかし、彼の魅力は見た目のかっこよさだけではありません。

演技の幅広さも、ブレンダン・フレイザーが高く評価される理由のひとつです。
コミカルな作品では親しみやすく、シリアスな作品では繊細な演技も見せるなど、さまざまなジャンルで活躍してきました。
私も、ナイーブな役からタフで男らしい役まで、両極端なキャラクターを見事に演じ分ける彼の表現力に、思わず笑ってしまうほど驚いたことがあります。

一時的な人気スターではなく、実力も兼ね備えた俳優として高く評価されています。

ブレンダン・フレイザーが若い頃より太ったのはなぜ?

ブレンダン・フレイザーが若い頃に比べて太ったり容姿が変わったのは、長年のキャリアの中で心身に大きな負担がかかり、健康面が思うようにいかない時期があったことや、公私ともにいろいろな問題を抱えていたことが影響して、そのような時期に体重が大きく増えてしまったことを、本人も過去のインタビューで明かしています。

その後は減量したようですが、『ハムナプトラ』シリーズ出演時はまだ30代後半だった彼も、現在は57歳となり、年齢を重ねたことによる自然な体形や容姿の変化もあり、昔と今で印象が違って見えるのは当然のことかもしれません。

私も長い間彼をスクリーンで観ていなかったので、今年久しぶりにメディアで姿を見た時は、若い頃の印象が強く残っていたぶん、その変化に驚きました。

ただ、私の知っている若くハンサムだったブレンダンとは印象が変わっていても、再び元気な姿を見ることができて嬉しく思いました。

ブレンダン・フレイザーの若い頃に何があった?苦難の過去と復活の理由

ブレンダン・フレイザーの若い頃に何があったのかというと、人気絶頂の裏で、仕事面・私生活・健康面などさまざまな困難に直面していました。

ハリウッドで成功を収めた俳優のひとりとして多くの映画に出演してきましたが、『ハムナプトラ3呪われた皇帝の秘宝』『センター・オブ・ジ・アース』などの作品以降、次第に表舞台で見かける機会は減っていきました。
私自身も、確かにこの頃からあまり映画で見かけなくなった印象があります。

その背景のひとつとして、2003年にハリウッド外国人映画記者協会(HFPA)の元会長からセクハラ被害を受けたと、後に本人がインタビューで語っています。
この出来事のあと、ゴールデングローブ賞の現場に招かれる機会が減ったともいわれ、仕事面にも少なからず影響があったとされています。

当時は性被害にあったことを公にできず、その出来事によって深く傷つき、自分を責めてしまうような状態にあったそうです。
事件のショックも重なり、うつ状態になるなど、精神的に非常につらい時期を過ごしていたことを明かしています。

さらに、『ハムナプトラ』シリーズなどで体を張ったアクションを続けた影響により、脊椎や膝、声帯などの手術を繰り返し、長い治療期間を過ごしたとも語られています。

また私生活では、1998年に結婚した女優のアフトン・スミスとの離婚や、自身の健康問題、仕事の減少などが重なり、経済的にも厳しい状況に直面。
その影響で養育費の支払いをめぐり裁判になるなど、プライベートでも大変な時期が続きました。

『ハムナプトラ』シリーズは私も好きで、当時繰り返し観ていた作品でしたが、その裏で体に多くの負担を抱えながら撮影していたことは知らなかったので驚きました。

健康面の不調に加え、精神的なストレスや仕事の減少、金銭的な不安なども重なれば、明るく前向きな気持ちを保つのは簡単なことではなかったと思います。
長い間スクリーンで彼を見かけなくなった理由に納得です。

ブレンダン・フレイザー 復活への転機

長い間、表舞台から遠ざかっていたブレンダン・フレイザーですが、近年になって再び注目を集めるきっかけとなる出来事が訪れます。

その転機となったのは、ダーレン・アロノフスキー監督作『ザ・ホエール』(2022年)への出演でした。

『ザ・ホエール』は、死期が迫った孤独な中年男性の最後の5日間を描いたヒューマンドラマです。
ブレンダン・フレイザーはこの作品で、恋人を失ったことをきっかけに過食に陥り、重度の肥満症となってしまった主人公・チャーリーを演じています。

本作で彼は、特殊メイクとファットスーツによって約272kgの男性を演じています。
注目されたのは特殊メイクによる外見の再現度だけではなく、繊細な演技や目の表情、声の表現など、俳優としての高い演技力でした。
こうした演技が高く評価され、この作品で彼は第95回アカデミー賞・主演男優賞を受賞しています。

本作での演技は高く評価され、「奇跡の復活劇」ともいわれるほど注目を集め、長い苦難を乗り越えた彼が、実力で再び返り咲いた象徴的な作品となりました。
世界中のファンに感動を与えたこの復活は、多くの人の心に強く残ったと思います。

私も、彼の名前と受賞のニュースを耳にしたときは、ファンとしてとても嬉しかったです。

低迷期の頃の彼の事情や状況を知らなかった私でも、復活して元気そうな姿を見られたことはとても嬉しく感じました。
一方で、背景を知っている昔からのファンの人たちにとっては、今回の復活はより一層感慨深いものだったのではないかと思います。

ブレンダン・フレイザーの若い頃 おすすめ映画5選|ハムナプトラ以外で楽しめる作品

ここでは、Brendan Fraserの若い頃の作品の中から、有名な代表作『ハムナプトラ』シリーズ以外で楽しめるおすすめ映画をいくつか紹介します。

現在でも過去作品を見返した人からは、「若い頃が本当にかっこいい」「爽やかで魅力的」「今見ても素敵」といった声が多く見られます。
若い頃のブレンダン・フレイザーには、当時ならではの輝きがあったと思います。

とはいえ、あくまで私の好みによる選定なので、その点はあしからず。

口づけはタンゴの後で

公開:1996年/主演:シャーリー・マクレーン/リッキー・レイク/ブレンダン・フレイザー

原作小説のコーネル・ウールリッチ著「死者との結婚」を温かみのあるロマコメ作品に仕立てた物語。

田舎からニューヨークへやって来たコニー(リッキー・レイク)は、幸せを夢見て都会での生活を始めるものの、悪い男に騙さ妊娠したまま捨てられてしまいます。
途方に暮れた彼女は偶然ボストン行きの列車に乗り込み、車内で親切な新婚夫婦と出会います。
そこで起きた思いがけない事故をきっかけに、コニーは周囲から別人と勘違いされることになってしまいます。
やがて彼女は、名家ウィンターボーン家と関わることになり、慣れない環境の中で新しい生活を送ることになりますが、そこにはさまざまな思惑や人間関係が絡み合っていきます。
運命のいたずらから始まる、心温まるシンデレラストーリー。

子どもの頃に観た作品で、当時は設定やストーリーがとても面白く感じたロマンス作品でした。
今あらためて見ると、よくある王道的なストーリー設定ではありますが、ゆったりと恋愛映画を楽しみたい方にはおすすめできる作品です。

タイムトラベラー きのうから来た恋人

公開:1999年/主演:ブレンダン・フレイザー

1962年、キューバ危機をきっかけに、発明家の父カルヴィンは妻とともに自宅の地下シェルターで生活を始めます。そこで生まれた息子アダムは、そのまま外の世界を知らずに育ちました。

やがて35年後、シェルターの自動ロックが解除され、アダムは初めて地上へ出ることになります。

1990年代のロサンゼルスで、彼は現代的で自立した女性イヴと出会い、全く価値観の違う二人は次第に心を通わせていきます。
時代も環境もまったく違う二人の出会いから始まる、ロマンチック・コメディ作品です。

本作で彼は、外の世界を知らないまま育った繊細な青年アダムを演じています。
彼は繊細で純粋な役柄を演じるのが上手な俳優だと思っていて、そういったキャラクターが好きな方には特におすすめしたい一作です。

子どもの頃に観て面白かった記憶がありますが、大人になった今あらためて観ると感じ方も変わるので、また見返したくなる映画ですね。

悪いことしましょ

公開:2000年/主演:ブレンダン・フレイザー/エリザベス・ハーレー

ブレンダン・フレイザーが冴えない男、エリザベス・ハーレーが美しい悪魔を演じる、ファンタジーラブコメディ作品。

サンフランシスコで冴えない日々を送るエリオットは、同僚の女性に片思いをしながらも、自分に自信が持てずに過ごしていました。
そんな彼の前に、悪魔が魅惑的な女性の姿で現れ、魂と引き換えに7つの願いを叶える契約を持ちかけます。
エリオットは願いを使って理想の人生を手に入れようとしますが、そのたびに思い通りにならない形で状況が変わってしまい、次第に彼は本当に大切なものは何かを考えるようになります。

やがて彼は、自分の願いと向き合いながら選択を迫られていくことになります。

ブレンダン・フレイザー演じるエリオットは、本作の中でタイプの違う様々な人物を演じていますが、その演じ方がとても面白い作品です。
この映画は私がブレンダン・フレイザーを初めて観た作品で、子どもの頃に彼のことを好きになるきっかけにもなりました。

女性目線でも、エリオットの気持ちに共感できる部分があり、彼が演じるこの“ちょっと情けないけれど憎めないキャラクター”は、つい応援したくなってしまいます。

俳優としての幅広さや魅力を楽しく感じられる一作だと思います。

センター・オブ・ジ・アース

公開:2008年/主演:ブレンダン・フレイザー

1864年発刊のジュール・ヴェルヌのSF小説「地底旅行」を原作とした、ファンタジーアクションアドベンチャー映画。

行方不明になった兄の遺志を継ぎ、地球内部の研究を続けていた地質学者トレバー(ブレンダン・フレイザー)は、兄が残した手がかりを発見したことをきっかけに、甥のショーンとともにアイスランドへ向かいます。
調査中、彼らは山岳ガイドのハンナと共に洞窟へ入りますが、予期せぬ事故によって地中深くへ落ちてしまいます。
その先で彼らが目にしたのは、太古の生物や巨大な植物が存在する、常識を超えた“地底世界”でした。

地上へ戻る道を探しながら、未知の世界での大冒険が始まります。

ブレンダン・フレイザーは、スター俳優としてこうした大作アクション映画の主人公もとてもよく似合う俳優だと思います。
『ハムナプトラ』シリーズとはまた一味違う、スケールの大きい冒険映画で、家族やお子さんとも一緒に、理屈抜きで楽しめるアドベンチャー作品です。

インク・ハート

公開:2008年/主演:ブレンダン・フレイザー

コルネーリア・フンケの児童文学「魔法の声」を原作に実写化したファンタジーアドベンチャー作品。

本を朗読すると登場人物を現実世界に呼び出してしまう「魔法の舌」という特殊な力を持つモーティマーは、娘メギーと共に「インクハート」という謎の本を探す旅を続けていました。
かつてその能力を使ったことで、妻が本の世界へ閉じ込められてしまい、彼は彼女を取り戻すために本を追い続けていたのです。

やがて父娘はついにその本を見つけますが、そこへ本の世界から現れた人物や、魔法の力を悪用しようとする者たちが現れ、事態は思わぬ方向へ動き出します。

物語と現実が交錯する中で、家族を取り戻すための冒険が始まります。

ブレンダン・フレイザーは、やはりファンタジー作品がとてもよく似合う俳優だと思います。
個人的には、こういったハートフルなファンタジー作品にも今後もっと出演してほしいなと感じています。
本作は、本好きやファンタジー好きにはたまらない作品で、「物語の世界が現実に飛び出す」というユニークな設定がとても面白いポイントです。

以上が、ブレンダン・フレイザーの若い頃のおすすめ映画紹介でした。

そしてブレンダン・フレイザーに関する嬉しいニュースとして、『ハムナプトラ4』の製作が決定し、ブレンダン・フレイザーとレイチェル・ワイズ、ジョン・ハナ―のお馴染みのメンバーが復帰すると報じられており、3人の再共演に期待が高まっています。

公開時期の前倒しや撮影開始時期など、さまざまな情報が出ていることもあり、ファンとしては続報が待ち遠しいところです。

年齢を重ね、若い頃とはまた違う大人の魅力を増した彼らが、スクリーンでどのような姿を見せてくれるのか、私も今から楽しみでなりません。

ここまでお読みいただきありがとうございました!

 

※本記事は、出演作品情報や海外インタビューなどの公開情報を参考にし、筆者の解釈を交えてまとめています。

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